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近年、環境問題への意識を世界全体で変えようという動きが強まっており、そのなかで、産業廃棄物の不法投棄なども問題になっています。
そこで今回は、産業廃棄物処理にはどんな種類があるのか、さらには産業廃棄物処理業者の数や産業処理業を許可された件数についてご紹介していきます。
産業廃棄物処理の業務区分は、3つあります。それぞれ、収集運搬、中間処理、最終処分です。
収集運搬では、主に産業廃棄物の種類や形状に合わせた車両を運転し、廃棄物の収集やコンテナの交換作業を行います。建設系にはトラック、医療系にはバンや保冷車、工場系にはトラックやふた付きダンプ、吸引装置付き車両などを使用します。
中間処理では、まず収集運搬にて運んできた荷物を専用ブースに荷下ろしします。それと同時に粗選別を行いながらコンベアに載せていきます。
コンベアに載せて運ばれてきた廃棄物を、今度は手作業で選別し、破砕や圧縮を行います。
中間処理で破砕や圧縮を行ったものは、最終処分がされます。最終処分の方法は、埋立処分、海洋投入処分、再生の3つがあります。
埋立処分では、最終処分場への埋め立てを行い、海洋投入処分では、そのまま海へ沈めます。再生では、有価販売やリサイクル、燃料化などを行います。
ただ、海洋投入処分は、海洋汚染防止の観点からあまり行われなくなっています。
産業廃棄物処理業者数は、業務区分別に以下の通りとなっています。
収集運搬積替あり | 収集運搬積替なし | 中間処理のみ | 最終処分のみ | 中間処理 最終処分 |
計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
業者数 | 7412 | 103743 | 9354 | 237 | 453 | 121199 |
産業廃棄物処理業許可件数は、業務区分別に以下の通りとなっています。
収集運搬積替あり | 収集運搬積替なし | 中間処理のみ | 最終処分のみ | 中間処理 最終処分 |
計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
許可件数 | 8073 | 191812 | 11123 | 238 | 466 | 211712 |
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